亀岡羽毛工場

 

●羽毛ふとん工場

京都府亀岡市にある羽毛工場は、保津川下りの乗船場の近くの、のんびりした所にあります。大量生産型ではなく、1枚ずつ丁寧に加工しています。


羽毛工場外観


近隣風景(春は桜がキレイで有名です。)


近隣風景(工場の窓から見えるのどかな風景)


 

●工場内の倉庫


羽毛原料はこんな形の大きな袋に入っています。


一袋=1ベールの重量は8~12kgです。


生地の幅(身長)は162cm


 

●加工その① 生地裁断~側縫製
(別注加工は、1枚ずつ丁寧に仕立ててます)

1)生地は「ヤール掛け」という方法で裁断します。
(職人の手で生地の端(耳)を針と針に引っ掛けサイズを決め、ハサミでカット)


原反を耳を針に刺します。


針は太くしっかりしています。(数十mが固定できます。)


ハサミでカット(昔ながらの手仕事)


 

2)カット生地を側縫製へ


生地を固定する木枠(シングル用、ダブル用)


木枠の針に生地とマチテープをセット


 

3)生地とマチテープをミシンで縫い付けます。
(表地と裏地と2枚を作ってお布団1枚分)


コンフォーターミシン


側のマスのサイズをコンピューターで設定


針は慎重に一定方向に進みます。


 

4)縫い付けたマチテープを立体化させます。


立体化したマチテープ

この後、表地と裏地のマチテープをミシンで縫い合わせ1枚の側に仕上げます。羽毛ふとんはマチのお陰でかさが出て、羽毛がふんわり仕上がります。(マチテープの高さは商品ごとに違います)


 

コンフォーターミシンでは縫えない大きいサイズや特殊なキルトの縫製は、手作業で行います。


 

●加工その② 羽毛を撹拌(かくはん)~羽毛吹き込み

1)羽毛原料を撹拌機(かくはんき)に入れ、空気を含まします。


羽毛をかき回す部屋に投入


大きな部屋でかき回し羽毛に空気を含まします


袋の中に閉じ込められていた羽毛はここでのびのびと生き返ります。


このパイプを通り右の機械へ


吹き込み機。新型ではありませんが、しっかり働いてくれます。

 


 

2)羽毛を掃除機のようなもので吸い上げ、吹き込みパイプで布団側へ


1枚分の羽毛量を桶に入れ吸い上げ、吹き込みパイプへ


吹き込みパイプ


側の吹き込み口にパイプをセット

 

羽毛の量をチェックしながら、側のマスごとに羽毛を吹き込みます。
(完成の羽毛のかさは実際のかさとは異なります)

■立体キルトの場合


吹き込み機の風圧でパンパンに膨れています。


立体キルトは一層です。吹き込み時間は短いです。


シンプルな羽毛ふとんの出来上がり。

 

■二層キルトの場合


二層は上層と下層ごとに羽毛を吹き込みます。二層キルトはマスの大きさが一定ではありません。


空気がもれにくい羽毛ふとんの出来上がり。

 

トリプルエアーキルトの場合
(三層の空気層を持つキルト)


このキルトもマスの大きさが一定ではありません。吹き込みパイプを側の中で自由自在に操ります。


体に自然に沿う羽毛ふとんの出来上がり。


 

3)吹き込み口をミシンで縫い、仕上げを行います。


 

4)最終仕上げ


エアー機で表面についた原毛を落とします。


縫製糸のカット処理


バッグ入れ


 

5)発送


ケースに詰合せて出荷


運送屋さんに依頼→お得意先様へ